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4. 特別清算手続

(4) 手続の機関

(イ)清算人とは

  • 特別清算手続における清算人について教えてください

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  • 清算人は、特別清算手続の機関として最も重要なものです。清算人は、債権者、清算株式会社および株主に対して、公平かつ誠実に清算事務を行う義務を負います(会社法523条)。
  • 清算人は、清算事務を適切に行っていない等の事由があるときは、債権者もしくは株主の申立または職権で、裁判所によって解任されます(同法524条)。そして、清算人が欠けたときは、裁判所が後任の清算人を選任します。
  • 清算人は裁判所の監督に服します。具体的には、裁判所の求めがあれば、清算株式会社の清算事務および財産の状況を報告しなければなりません(同法520条)。また、清算人が、財産の処分、借財、訴訟提起、和解・仲裁、権利放棄、その他裁判所の指定する行為をするには、裁判所の許可を得なければなりません(同法535条)。
  • 事業譲渡については、必ず裁判所の許可が必要とされますが(同法536条1項)、裁判所の許可があれば、株主総会の決議は必要ありません(同条3項)。